地味な花!?
季節はずれの線香花火のように咲いていたのが、
「ノダケ」の花。
この時期は地味な花をつける植物が多く、
見つけるのもなかなか難しいですよね。
湿原の花もピークを過ぎ、目立つ花は少なくなりましたが、
植物たちにとって、ライバルが少ないチャンスの時期でもあるんです。
栄養の少ない冬は、目立たない花を咲かせることで、
使うエネルギーを節約します。
ライバルがいない分、花があるだけで目立つんですね。
生き物たちの適応する力。
そんなことを考えながら、冬の散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか?
(2012年11月10日)